若者を使い潰すブラック企業を見抜く3つの方法!

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ブラック企業の特徴として、労働者(特に若い労働者の)の使い潰しがあげられます。

前途ある若者がブラック企業の使いつぶされてゆくことは、世間的・将来的に見ても非常によくないことです。

以下では、この問題について考えてみます。

 

使い捨て雇用

入社したばかりの社員は給与が安いですし、社会人としての経験も浅く、仕事も覚えていないので、会社に不正に対して抵抗する方法を知りません。

そのため会社に言いなりになり易い傾向があります。

 

そこで陰険なブラック企業は、異常に長い残業を命じたり、やたらに忙しい部署に配置したりして、徹底的にこき使います。

 

新入社員の若者は、違法残業に関する知識はありませんから、異常に長い残業があったとしてもいうまでもなくサービス残業です。

そうやって、3年もすれば、若者は心身の健康を害するか、過労から労働意欲を失って、会社を辞めて行きます。

会社としては、3年もすれば、社員の給与を上げなくてはならないし、社員がいろいろ物を覚えてきて、サービス残業の違法性を指摘できるようになったりすると厄介なので、辞めてくれれば丁度いいと考えます。

 

いわゆる使い潰しが行われる瞬間ともいえますね。

 

社員が辞めても、また、求人票に嘘の情報を記載して、物を知らない若者を採用すればよいだけです。

使い潰した社員が自分でやめない場合には、故意の排斥、著しい冷遇又は嫌がらせなどにより、退職に追い込むだけです。

 

名ばかり管理職を存分に利用

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もう1つ、ブラック企業が若者を使いつぶすケースとして、名ばかり管理職があります。

 

これは、入社して2年目や3年目の若い社員をわざと店長にして、こき使って使いつぶすということを言います。

 

入社して2、3年で店長に抜擢されたことで若い社員の方はやる気を出し、極端な長時間労働やサービス残業にも文句を言わなくなります。

しかし、実体は、企業が残業代の支払いをしたくないために、わざと、店長にしているだけで、若者はただ踊らされているにすぎません。

管理職になると、深夜労働を除く時間外労働(残業)に関する労働基準法の規定が適用されなくなります。

そのため平日に残業をさせても休日出勤をさせても、残業手当の支払いが不要になります。その代わり、管理職手当が支給されることになっています。

 

名ばかり管理職は、勤続年数2、3年の若者を、労働基準法の労働時間に関する規制の適用除外とする目的のためにのみ、店長(管理職)とします。

 

いわば法律や社会に疎い若者をいいように嵌めるわけですね。

 

すると、月100時間超の過労死ラインを超えるような残業をさせても、数万の管理職手当を支給すれば、労働基準法違反ではなくなります。

仮に、基本給200,000円、1日の所定労働時間が8時間、1ヶ月の所定労働日数が22日の方が100時間の残業をした場合の残業手当の金額は、

 

200,000円÷(8時間×22日)≒1,136円、1,136円×125%=1,420円、@1,420円×100時間=142,000円

 

の残業手当の支払いが必要です。(深夜、休日を含むとさらに上がる)

しかし、若者を名ばかり管理職にすると、4,5万円程度の管理職手当を支払えば済みますから、企業としては、残業代を大幅に節約できます。

サービス残業で労働基準監督署から是正勧告を受けることもありません。

 

しかし、労働基準法の労働時間に関する規制が適用除外となる管理職というためには、

 

  • 勤務時間を自分で決められる
  • 部下の社員に対する人事評価ができる
  • 職員の採用に関して決定権を有する
  • 管理職に見合う賃金を受けている
  • 経営に関する重要な会議への参加権がある

 

などの要件を満たしていなくてはなりません。

ブラック企業の名ばかり管理職は、残業代を節約する目的のためにのみ店長(管理職)にされていますから、こういった要件を満たさない状態で、管理職にされています。

 

ただ、安い給料でこき使われるために管理職にされているのです。

 

労働基準法で、何故、残業に対する割増賃金の規定があるかというと、企業に対して、労働者の残業に対して割増賃金を支払わせることにより、

 

残業が企業にとって割に合わないものとし、残業の削減(労働時間の短縮)のインセンティブを与えるためです。

 

従って、この労働基準法の規制が適用されないとなると、労働者の残業を抑制しようとする歯止めがなくなります。

それをいいことに、ブラック企業は、無制限の残業を名ばかり管理職となった若い労働者に課してきます。

結局、人間の本質を見ずに、その場限りを凌ぐために使い潰しに走っているだけ。

これは、非常に危険なことです。案の定、名ばかり管理職によって過労死した労働者の方が何人もでました。

 

一度ブラック企業に就職すると抜け出すのが大変

異常に長い残業時間が長期間続くと、正常な思考ができなくなります。

周囲の人間も同じような環境なので、

 

「社会ってだいたいこうゆうものなのかな~」

 

といった錯覚に陥ってしまうのです。

ここもブラック企業に狙われているわけですが、とにかく、若者を使いつぶすようなブラック企業に就職した場合、抜け出すのは容易ではありません。従って、そんな会社には就職しないことが一番です。

ブラック企業には、使いつぶされた労働者やその知人らが必ず悪い評判を立てます。従って、就職する際には、会社の評判をよく調べることです。

また、頻繁に求人を出す会社も気を付けなくてはなりません。とにかく、就職の際には相手企業をよく調べる必要があります。

 

若者を使いつぶすような会社を辞める際の基準について

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若者を使いつぶすようなブラック企業は、必ず、理不尽な長時間の時間外労働を命じてきます。

 

時間外労働が長さが問題となる基準は、1ヶ月当たりの残業時間が3ヵ月連続で45時間を超えた場合

 

この水準を超えた場合、それを理由に会社をやめれば、ハローワークから求職者給付(失業手当)の受給に関して優遇を受けることができます。

この基準は、若者を使いつぶすような会社から脱出する際の1つの参考になります。

自分の今の会社がどうなのか冷静に振り返ってみて下さい。

 

 

 

 

 

 

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