不合理。根性論を振りかざすブラック企業の実態

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どのブラック企業にも共通するのは、それ以上の仕事量です。

その仕事が終わらなければ社員は帰らせてもらえませんし、終わればすぐに次の地獄の様なタスクが課せられます。

健康な状態でいるのも難しくなる様な職場でも、毎日食いしばる様な気持ちで出勤してゆかねばならないのがブラック企業の現実です。

根性論を通用させようとするその様な企業の実態について少しご紹介致します。

 

 

 

根性が全ての根底

入社してすぐに、

「毎日の10時間以上続く死ぬような仕事も根性を出せば乗り切れる」

と体つきの良いいかにも元体育会系のハツラツとした上司が言います。

まだ入社したばかりの会社だし先輩も面倒見が良さそうだから「毎日2時間だけ残業をするだけでここに残れるなら良いか」と思うかもしれません。

 

が、しかし、そうは行きません。

 

残業時間は優に2時間を超し、11時過ぎまで仕事は続きます。終電を越えても続きます。

 

  • 「頑張れば絶対できる」
  • 「俺もやってきたんだからお前もやるだろ」

 

とまで言われ、まるでラグビー部の強豪校の合宿かの様です。

朝まで続け、やっと終わり「よくやったな。期待してるんだ」と厳しい先輩から言葉のアメをもらうと、面白いことにそれまでくたくただった体が一瞬綿あめの様にふわっと軽く感じるのです。

それまで「これほど仕事をするのは異常」と感じていた上司達への不満が一気に消え去ります

 

そして「褒めてもらえたからもっと頑張ろう」と思い始める。

 

この独特な、先輩に認めてもらえたことから生まれる達成感と従順さが、体育会系ブラック企業の勤め始めで知る最初の地獄への一歩となります。

 

明らかに人数に合わない量の仕事もお得意の「根性」で乗り切る様になります。

高熱を出してもこの「根性」が植え付けられた社員は当たり前の様な顔で出社します。

そうすればまた「頑張っていて良いな」と周りから褒められる。

 

  • やれば出来る
  • 頑張った分だけ成果が出る

 

という体育会系的精神は、普通の範囲を越えたレベルの量をこなさなければならない様なブラック企業ではとても都合が良い。

 

そうして会社という女王のために、体を壊してまでも尽くそうと努める兵隊アリが生まれてゆきます。

 

 

特徴

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体育会系の企業もそうですがほとんどのブラック企業に共通する特徴がいくつかあります。

 

まず上の者の命令は絶対ということです。

 

それ自体どの職場でも当たり前の様に聞こえますが、普通の会社のレベルの比ではありません。

何が起きようと上司には聞き従わねばならず、病欠もほとんどさせてもらえません。

 

むしろ幾ら大風邪をひき高熱を出したからと病欠しても、会社に出れば「休むなんて信じられないな」と侮蔑されます。

 

精神論で何事も片付ける傾向が強いです。

先ほども述べましたが兎にも角にも根性のある人間が求められます。

途方もない仕事量をこなせるほどの根性とそのための体力がない人材は、いくら頑張ろうとその努力虚しく無機質にも切り捨てられてしまう。

そのため、体育会系の「なんでも頑張る」タイプの人間が生存します。

きっとそれがブラック企業の多くが体育会系と言われる所以でしょう。

 

また無理をすることでの向上が求められる事もブラック企業の大きな特徴。

 

最初はボールにヘッドをかすらせるのも難しかったゴルフのスイングも、血の滲む様な努力で遠くのグリーンにボールを勢いよく飛ばすことができる様になります。

 

最初は無理でも、必ずやれば最後には出来る。体を壊そうが何が悪くなろうが、根性を出して無理をしてでもやってみれば最後にはそのノルマは達成できる。

 

というのが体育会系企業の精神です。

 

「皆のために頑張る」という意識も根性の根底にあります。

 

時には皆で女王アリのために身を粉にして献身する働きアリの様に、そして時にはサッカーチームのイレブンの様に、ノルマ達成という決勝ゴールを決めるため疲労や睡魔やという様々な攻撃から耐え忍びます。

皆で一つのゴールへ向かっている様なそんな団結した雰囲気が汗臭いオフィスの中に溢れます。

 

 

  • 上の者の命令は絶対
  • 無理をすることでの向上
  • 「皆のために頑張る」という意識

 

この3点が的確に当てはまったら、その会社は立派なブラック企業と言えるでしょう。

 

 

限界があります

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根性は神経だけでなく身体のエネルギーもすり減らします。

すり減り続けた心身がたどり着くのは病気という終着点。

体育会系ブラック企業の社風に麻痺したままではいつかその犠牲者になってしまいます。

「絶対にやってみせる」という負けん気根性がある人はそこでの企業戦士になることが出来るかもしれませんが、長く勤務し人生レベルでの経験が出来るところで仕事をすることをお勧めします。

 

体力の限界までやるのは間違った美学ということを忘れてはいけません。

 

サービス残業で成り立つ様な企業に使えてはなりません。

 

 

 

 

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